JUPITER 12 LENS
4group-7elements 1m-∞1952年製KMZが手に入った。
ケースのベークライトの質感、リアキャップの材質もアルミの鋳物でちょっと違う、ニコンSシリーズへも傷を付けずに装着できる。これは完全に「国産化」されていそうだが1952年製でもこう言うのもあったわけだ。kiev-5にも マッチングしたので大変優良なジュピター12であった。
*コーティングはジュピターにおなじみのピンク色ではない。#83年
fig-1fig-2
fig-1は最後期、#88xxxxxで、ごく普通に見られるライカマウントのリトカレノ製。
fig-2は初期型、これもごく普通のアーセナル製キエフマウント。
後期型は後玉がむき出しで最初はビックラこいた。 製造時期、工場で微妙な違いがあるようだが大雑把な分類はこの2マウント、2タイプになる。
初期と後期の後玉は嵌め換えは出来るが互換しない、取り替えたらピントが変だった。
fig-2のジュピター12はレンズに気泡があった。ニコンカタログの古い物には「気泡は高性能硝子の証です。」などと書いてあったし、写 りに影響しないと言われていたので気にも留めなかった。が
なんとバッチリ写ってしまう気泡だったのである。
スナップではほとんど気がつかないが、空を大きく撮ったときにグレーのシミがあるのを見つけた。ネガにもあるシミ...
連続して同じところにシミがあり、位置的に気泡のイタズラのように思えた。
あまり大きい気泡はどうも撮影に影響するようだ。 ソ連製レンズは勉強になるな、と、あらためて思った次第だ。
Lens Mount |
Contax bayonet or M-39 |
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Field of view, degrees |
63 |
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Focal length |
35.7mm |
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Flange focal length |
31.76mm/28.80mm |
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Distance scale |
1m to inf. |
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Manufacturer |
KMZ,LZOS,ARSENAL |
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Diameter |
51mm |
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Length |
50mm |
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Weight |
117gr |
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Finish |
Black/chrom |
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Diaphragm |
5 |
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Diaphragm values |
2.8-22 |
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Elements/groups |
6/4 |
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Resolution (center/edge) |
36/18 |
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Filter size |
40.5mm |
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