キエフマウントでは#90xxxxxまでは確認済みだ。 はやく来い91、91、91・・・。

JUPITER 12 LENS
4group-7elements 1m-∞

1952年製KMZが手に入った。

ケースのベークライトの質感、リアキャップの材質もアルミの鋳物でちょっと違う、ニコンSシリーズへも傷を付けずに装着できる。これは完全に「国産化」されていそうだが1952年製でもこう言うのもあったわけだ。kiev-5にも マッチングしたので大変優良なジュピター12であった。
*コーティングはジュピターにおなじみのピンク色ではない。

#83年

 

fig-1fig-2

fig-1は最後期、#88xxxxxで、ごく普通に見られるライカマウントのリトカレノ製。
fig-2は初期型、これもごく普通のアーセナル製キエフマウント。
後期型は後玉がむき出しで最初はビックラこいた。 製造時期、工場で微妙な違いがあるようだが大雑把な分類はこの2マウント、2タイプになる。
初期と後期の後玉は嵌め換えは出来るが互換しない、取り替えたらピントが変だった。
fig-2のジュピター12はレンズに気泡があった。ニコンカタログの古い物には「気泡は高性能硝子の証です。」などと書いてあったし、写 りに影響しないと言われていたので気にも留めなかった。が
なんとバッチリ写ってしまう気泡だったのである。
スナップではほとんど気がつかないが、空を大きく撮ったときにグレーのシミがあるのを見つけた。ネガにもあるシミ...
連続して同じところにシミがあり、位置的に気泡のイタズラのように思えた。
あまり大きい気泡はどうも撮影に影響するようだ。 ソ連製レンズは勉強になるな、と、あらためて思った次第だ。

Lens Mount

Contax bayonet or M-39

Field of view, degrees

63

Focal length

35.7mm

Flange focal length

31.76mm/28.80mm

Distance scale

1m to inf.

Manufacturer

KMZ,LZOS,ARSENAL

Diameter

51mm

Length

50mm

Weight

117gr

Finish
Production

Black/chrom
1947?-199?

Diaphragm

5

Diaphragm values

2.8-22

Elements/groups

6/4

Resolution (center/edge)

36/18

Filter size

40.5mm

 

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